テレビ、ラジオ、新聞などのマスコミ取材も多数

 

 

プロフィール  
   


かみこや代表 
手漉き和紙工芸家
ロギール・アウテンボーガルト

Rogier Uitenboogaart
オランダ生まれ born in the Netherlands
1980年に来日以来、日本の純粋な伝統的手漉き和紙の世界に生きる。
かみこやから梼原和紙を世界に向けて発信中!
伝統の技術を基に次々とオリジナルな手漉き紙を創作し、個展やグループ展で発表。提灯や行灯、障子やふすま紙などで和紙と灯りのインテリアを演出している。
伝統の技と文化を伝えるため、地元の小学校での授業をはじめ、かみこやでの体験、出前ワークショップに活動を展開中。

 
   
   
 
1980年
シベリア鉄道と船で来日し、関西/関東/九州/四国/沖縄等手漉き和紙の産地を巡る。
     
  1981年 高知県旧伊野町中追に定住し、田畑を作って自給自足の日本の百姓生活を体験しながら、紙の原料の楮も栽培し紙漉きの修行を始める
     
  1989年 高知市ギャラリーパンにて初個展で注目を集める。
     
  1992年 梼原町へ移住し、紙漉き工房「てんぐの風」を開設する。
     
  1994年 第1回“アート&クラフトフェア 源流のうた”の開催。以降毎年主催し現在も継続中。
     
  1999年 梼原の商店街にある古い病院を改装して“ギャラリー&カフェ てんぐの風”をはじめる。
     
  2003年

コットンリサイクルペーパー(オランダの伝統的手漉き紙)の製造もはじめ、和紙と融合させた新しい紙“脱藩ペーパー”の開発に取り組む。

     
  2004年 ギャラリーを工房の近くに移転する。
     
  2006年 宿泊施設も備えた紙漉き体験民宿“かみこや”を新築オープンする。
     
 

各 賞

 
     
  1996年 高知県新田舎デザイン賞受賞
     
  2004年 高知県文化環境功労者賞受賞
     
  2005年 森の名手・名人100人に認定される(国土緑化推進機構)
     
  2007年 土佐の「 匠 」に認定される。 (高知県)

2009年 「オーライ!ニッポン ライフスタイル賞」受賞 (都市と農山漁村の共生・対流推進会議)
     
「グリーンツーリズム大賞 2009 優秀賞」受賞 (毎日新聞社)

 

執 筆 Writings

 
     
  1997年 オランダ・ペーパーアートヴィエンナーレのカタログで“模様紙について”
     
  2003年 オランダ・ペーパーアートヴィエンナーレのカタログで“百陀羅尼”
  2008年 オランダ・ペーパーアートヴィエンナーレのカタログ
“Paper artists at work [Washi,mirror of man and nature -Looking for the "real "Japanese paper”
 

展覧会

 
     
  個展の開催 1989年以降 高知,大阪、奈良、福山、松山他
     
  グループ展への参加 東京、西宮、那覇、高知他
     
  Paper Art Exhibitions(オランダ)
     
 
等多数出展
   
 
 
  

かみこやの女将
アウテンボーガルト千賀子
かみこやの民宿と台所を担当。地域の和の食材で、洋風にもアジアンテイストにもオリジナルに料理する。てんぐの風のピザが評判となり、カフェの固定客がいる。
兼かみこやの事務、電話番、掃除人。
兼、ロギールの助手として、ワークショップのサポート、紙の商品開発等など、何でも屋。
森林インストラクターとして、ネーチャーゲームなど、自然の中でのプログラムを実践。


 
 
 かみこや
     
 

かみこやは、四万十川源流の町、梼原でも最上流の集落のひとつである太田戸でもさらに最奥の上舞(うわまい)という地区にあります。
上舞の戸数は全部で10戸。現在実際に住んでいるのは25人(うち子供2人)。平均年齢およそ63才の少子高齢化が深刻な典型的な山間部です。

私たち一家がこの地に移り住んだのは1992年の夏。当時は我が家の子供たち2人も含めて、太田戸には15〜6人の小学生がいて、どの家でも1〜2頭の牛を飼い、こんなにも山奥なのに谷には子供たちの声や牛の声がにぎやかに響いていました。かつては林業で栄えた時期もあったようですが、今は収入にならない植林地の手入れをする若い後継者はなく、谷から子供の声は消え、残った人はわずかに山菜やシイタケを栽培し自給の米や野菜を作って静かに生活を続けているというのが現状です。

そこで私たちが発起人となり、ロギールの紙作りを核として地域を元気にできないかと取り組みが始まったのが「上舞やなぎばた会議」です。
”やなぎ”というのは、和紙の原料のひとつ、三椏のことです。この地域では楮は”かじ”、三椏は”やなぎ”とよばれ、40年前くらいまでは大事な産業のひとつでした。田畑の縁にはかじが植えられ、周囲の山は三椏の花に覆われていたと言います。このあたりの人は誰でも皆、昔はかじや三椏の皮はぎをしたことがあり、栽培や収穫の技術や知識も残っています。

楮の畑を”かじばた”と言いますが、私たちは上舞に再び三椏の花を咲かせようとグループ「やなぎばた会議」を作りました。
やなぎばた会議の話会いを積み重ねて出来上がったのが、かみこやです。

かみこやでは、私たち夫婦が紙漉きを中心に体験や宿泊を提供していますが、やなぎばた会議の方たちが楮や三椏の原料を栽培し、宿の食材である野菜や川魚、山菜の生産者でもあります。また山の暮らしや文化(田植え、稲刈り、カマドでご飯炊きなど)も、やなぎばた会議のかたがインストラクターとなって体験できます。

 
 

太田戸上舞地区”やなぎばた会議”のメンバーです。
かみこやの食材、野菜、山菜、アメゴ・マス、しいたけなどの生産者であり、和紙の原料の楮や三椏、トロロアオイなどの栽培、収穫などの作業も一緒にします。
山の文化の達人として、かみこやでは、カマドでご飯を炊いたり、アメゴに串を刺して焼いたり、こんにゃくやそばうちなどのインストラクターでもあります。

     
 

 

 

 

 

 

 

 

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